「iPhoneを水没させてしまったけど修理にはいくらかかるんだろう?」
「iPhoneをお風呂に落としてしまったけど、どう対処するのが正解かわからない……」
iPhoneを誤ってお風呂に落としてしまったり、雨に濡れてしまったりして水没した経験がある方も少なくないでしょう。スマホがない生活は考えられないほど、必要不可欠な存在であるため、慌ててしまいますよね。
また、修理にかかる値段がいくらになるのか不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、水没したiPhoneは正しい対処を行うことで、復旧出来る可能性は十分にあります。
そこでこの記事では、iPhone修理のプロが「iPhone水没修理の値段」をわかりやすく説明します。
納得いくiPhone修理が行えるよう、水没時の正しい対処法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
iPhone水没修理の値段とは
「iPhoneをお風呂に落としてしまった」「雨や雪でiPhoneが濡れてしまった」などによる不具合が見られる場合、水没による故障が考えられます。まずは、自分でできる対処法を行い、改善しないようであれば、できるだけ早い段階で専門業者へ修理を依頼しましょう。
iPhoneの修理が可能なのは、主に「Apple」「キャリアショップ」「スマホ修理専門業者」の3箇所です。ここでは、修理場所ごとのiPhone水没修理に必要な料金について解説します。
それぞれの特徴を合わせて紹介するので、自分に適切な方法を確認してください。
Apple:12,900円(保証加入の場合)
iPhoneを製造するAppleでは水没の修理で、持ち込み・配送ともに対応可能です。ただし、iPhone購入時もしくは、購入後30日以内に加入できる「AppleCare+」という保証に加入しているかによって、修理に必要な金額は大きく異なるので注意が必要です。
保証に加入している場合、修理に必要な金額は12,900円、加入していない場合は機種にもよりますが83,800円と6倍以上の値段となってしまいます。
キャリアショップ:12,900円(保証加入の場合)
キャリアショップとは、スマホ販売を行うドコモ・au・ソフトバンクといった通信キャリアを指します。
実際にiPhoneを購入したキャリアショップで修理が可能で、Apple正規店と同様に保証プランが存在します。キャリアによって保証内容や加入価格は異なりますが、月額390円~600円で加入可能です。
iPhone水没修理にかかる値段は、保証加入していれば12,900円、加入していなければ37,400円~と価格帯にやや幅があります。
また、iPhoneの修理を依頼する際、キャリアショップはあくまでも受付をするのみで、修理を行うのはAppleの修理工場です。そのため、修理に時間がかかりやすいという特徴があります。
スマホ修理専門業者:4,980円~
正規店ではないものの、iPhone修理を専門に行うスマホ修理専門業者があります。上記の2つと比べると、4,980円~とリーズナブルに修理依頼ができます。
また、修理内容によっては即日対応も可能とスピードも早いため、iPhone修理に時間を要したくない方にもおすすめです。
iPhoneが水没時に現れる症状
iPhoneが水没すると、主に画面にさまざまな症状が現れます。ここでは、iPhoneの水没時に現れる5つの症状を紹介します。
これらの症状が出たから必ずしも水没したと断定できるわけではありませんが、一つの判断材料として確認してみましょう。
- ①画面に何も表示されない
- ②画面にシミが出る
- ③一部の画面表示がにじむ
- ④画面表示が極端に暗くなる
- ⑤リンゴループが起きる
iPhoneの水没が疑われる際の適切な対処方法4選
前項では、iPhoneが水没した際に現れる5つの症状を紹介しました。もし当てはまった場合、できるだけ早い段階で適切な対処を行うことが重要です。
ここからは、自分で行える4つの対処法について解説するので、水没が疑われる場合は試してみてください。
①まずは電源を切る
水没が疑われる場合は、漏電やショートを防ぐ為に、まず第一にiPhone本体の電源を切りましょう。本体内部の基板がショートすると、起動しなくなるだけではなく、iPhone内部の大事なデータのバックアップが取れなくなってしまう可能性があります。
また、Appleでは水以外の液体がiPhoneに付着した場合、すぐに水道水ですすぐことを推奨しています。プールに落とした場合や、洗剤がついた場合は、電源を切ってから水道水ですすぎましょう。
②しっかりと水分を拭き取る
電源を切った後に、iPhoneに付着した水分を、柔らかめの布でしっかりと拭き取りましょう。iPhoneに装着したケースやアクセサリと本体との隙間に水分が残っていると、故障やサビの原因になる可能性があるため、全て取り外すことをおすすめします。
また、充電時に使用するライトニングコネクタやイヤホンジャック、スピーカー、電源ボタンまわりなどに水分が残っているケースが多いです。内部の通気をよくするためにも、念入りに拭き取りを行ってください。
③常温で自然乾燥させる
しっかりとiPhoneに付着した水分を除去した後に、常温の状態で自然乾燥させましょう。極端な高温や低温になる環境は内部基盤を傷める可能性があるため、風通しが良いところに放置するのみで十分です。
Appleの公式サイトでは、水没したiPhoneを充電する前には、最低5時間は放置することを推奨しています。
④SIMを取り出す
iPhoneが十分に乾燥したら、SIMトレイからSIMを取り出しましょう。Appleでは、SIMトレイを引き出す前に本体を十分に乾燥させることを推奨しているため、水没が疑われてもすぐにSIMトレイを引き出さないように注意が必要です。
乾燥していないことによりSIMが破損する可能性は低いですが、水分が本体内部に侵入する場合があります。SIMを引き出すことで症状が悪化するケースも考えられるので、注意してください。
まとめ
この記事では、iPhoneの水没修理にかかる値段や、適切な対処法について詳しく解説しました。
水没修理にかかる費用は、保証内容や依頼する業者によって大きく異なります。そのため、それぞれにかかる値段や特徴を確認して、自分に合った適切な業者に修理を依頼しましょう。
また、iPhoneの水没が疑われる際の適切な対処法として以下の4つが挙げられます。
- ①電源を切る
- ②水分を拭き取る
- ③自然乾燥させる
- ④SIMを取り出す
これらの対処法を試して改善しないようであれば、これ以上悪化させないためにも早急に専門業者へ修理を依頼してください。
当社は、さまざまなトラブルを解決するiPhone修理専門店です。地域密着の店舗ならではのスピーディーな修理が自慢ですので、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください。